C++標準化委員会のメンバーで、最近はクッキーを増やすゲームのおそらく日本で一番面白いレビューを書いてくれた江添さんが、C++11の解説本をなんとコピーレフトで公開してくれました。
http://ezoeryou.github.io/cpp-book/C++11-Syntax-and-Feature.xhtml で見ることができます。
まだ途中までしか見ていませんが、簡潔で、かつ、プログラマの視点で重要な部分の説明に重点を置いた本ですね。
さらには仕様の背景にある考えも説明してくれていてありがたいです。
重要で知っておくべきなのに、複雑だしあまり面白くないのがADLのあたりだと思いますが、この本ではかなり分りやすく書いてあるのでC++プログラマは必見だと思います。
「オーバーロードの解決があいまいです」ってエラーがでてウガーッ!!!ってなると思いますが、ADLの仕様を知っておくと対処が楽になりますね。
とりあえず、auto、ラムダ式はあたりは当然ですが、地味なところでscoped enumと生文字列リテラルを一刻もはやく使って幸せになりたいです(;_;)